コロナ禍の今、大学受験は感染症で決まり!
結核編②

今日も結核について語ります。やはり、感染症の歴史の中でもっとも受験に出しやすいですからね、深く書いときます。


『工場法』は労働者保護を目的としていますが、結核流行を防ぐため女工を守ろうとした政府の結核対策という側面もあったのです。
女工と言えば細井和喜蔵『女工哀史』山本茂実『あゝ野麦峠』農商務省『職工事情』などですかね。もちろん、これらの著書には結核について書かれています。結核と女性史を絡めて勉強していってください。


結核で様々な偉人が亡くなっています。石川啄木、正岡子規、樋口一葉、陸羯南、陸奥宗光、高杉晋作などが挙げられます。
5千円札の樋口一葉までもが結核で亡くなっているのですね。あっでも、新しい5千円札は津田梅子になるんでした。
受験生は上記の人物たちをチェックしよう。
早稲田大学志望の人たちは小野梓も結核で亡くなっていることを覚えとこう。小野梓は早稲田大学で頻出の歴史単語だ!
(ライター 日本史担当ハヤト)