学生による大学紹介!東京理科大学

学生による大学紹介

- 東京理科大学 -

こんにちは。今回は東京理科大学(以下、理科大)を紹介します。理科大工学部工業化学科の私が実際に理科大に通っていて思うことや受験するときに注意するべきポイントを挙げていきます。この記事では理科大全体のことを、続編では工業化学科について詳しくお伝えしていこうと思っています。ぜひ大学生活をイメージしたり、有意義な受験をするための参考にしてください。

目次

  1. 理科大ってどんなところ?
  2. 理科大でよかった
  3. 理科大、ここがきつい

 

理科大ってどんなところ?

「実力主義」。これが東京理科大学の建学の精神です。もともとは明治時代に旧東京大学の学生たちが「誰にでも平等に学ぶ機会を!」と創設した東京物理学講習所が始まりでした。この学校は試験なしで誰もが入学できるけれども、卒業が難しいというタイプの学校だったそうです。今もこの校風は受け継がれているような気がします。そんな理科大に通う私が受験校を選ぶときにやってしまった失敗から、注意するべきポイントをいくつかお伝えしていきます。

 

理科大は併願校として選ばれやすいけど、キャンパスに注意!

神楽坂キャンパス・葛飾キャンパス・野田キャンパス(千葉)・長万部キャンパス(北海道)の4つに分かれていて合格しても通えないかもしれないので注意が必要です。ちなみに理学部第二というのは夜間学部のことなのでこちらも受験するときには注意してください。

学部によっては、入学してから意外にキラキラしている人が多くイメージと違うという話を聞くことが多かったので、オープンキャンパスで確認してみるのがいいと思います。

 

理科大でよかった

課題の締め切りに厳しい。将来働くときには、仕事の質だけでなく納期を守ることは本当に重要です。学生のうちからそれを意識することに慣れるという意味でメリットだといえます。

実験はTA(Teaching Assist)として修士の先輩がみてくれます。ここで先輩とのつながりを持つといいでしょう。また、就活でそれほど苦労はしないことが多いそうです。

 

理科大、ここがきつい

実験のある学科や建築学科はとにかく忙しい!「やりたいことを探す」という目的で大学に入学する学生には向かないと思うと思います。関門科目制度(必修のうち指定数以上単位を落とすと即留年が決まる制度)がありサークルやバイトに打ち込み過ぎると呆気なく留年してしまうこともあります。

 

他学部・他学科との関わりがほとんどなく、サークルや学祭委員に積極的に参加しないとそのまま学部生活は終わっていきます。

 

続編もお楽しみに。

 

(ライター:SD)