皆さんは電気通信大学を知っていますか?私は電気通信大学の3類 機械システムプログラムに所属している現役の電通大生です。
今日は電気通信大学(以下、電通大)について紹介しようと思います。「電通大ってどんなところなのだろう?」とか気になるようであればぜひこの記事を読んでみてください!
電気通信大学は東京の調布というところにある国立大学です。名前からして私立っぽいですよね…。実は全国で唯一地名を持たない国立大学なのです。よく東京電機大学と間違われたりします…。なんか似ていますよね(笑)。
今回は前編ですので以下の5パートのうち、1,2について記していこうと思います。
1.電通大について
2.電通大で学んでいること
3.電通大の楽しいところ・良いところ
4.電通大の楽しくないところ・大変なところ
5.まとめ
電通大は調布にある国立理系単科大学です。実は学部学科というものはなく、情報理工学域○類△プログラムと言う言い方をします。情報理工学域というのは簡単に言えば情報を含めた理工学部と考えれば良いです。
類というのは3つに分かれています。1類は情報系、2類は融合系、3類は理工系となっています。融合系というのは情報と理工の中間にあたります。
プログラムは類ごとに細かく分類されています。たくさんあるので割愛しますが、3類では機械システム、電子工学、光工学、物理工学、化学生命工学と分類されています。簡単に言えば学科みたいなものです。類やプログラムが決まるのは入試にもよりますが多くは在学中に成績によって決定します。他の大学の多くは予め学部学科を決めた上で受験しますが、電通大はそうではないです。
私ははじめに紹介したとおり3類 機械システムプログラムに所属しています。ここでは私がどんな勉強をしているのかざっくりではありますが紹介します。
まず、私は工学を学んでいるので工学分野の学ぶ上で必要な基礎知識や技術を習得します。例えば、数学や力学、製図などです。
電通大のみではなく、多くの大学で英語以外の別の外国語(第二外国語)を学びます。電通大ではドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語、朝鮮・韓国語のいずれかを選択できます。
大学でも英語を学びます。ですが、中学や高校でやってきた英語とは違い、専門的用語を用いたり、ディスカッションや発表、文章の要約、作文などを学んだりします。これらは4年生や大学院に進んだとき、英語で発表したり英語の論文を読んで話し合ったりするための基礎訓練になります。
電通大は理系の大学ですが、理系科目しか学ばないというわけではありません。卒業するためには文系科目も履修する必要があります。私は理系講義ばっかり受けていたので文系科目を受けたときは非常に新鮮で楽しかったです。ちなみに文学や地理学などを受けていました。他にも歴史学や法学、音楽、美術などなど様々な科目が用意されています。
また、電通大では体育が必修であります。意外だと思う人はいると思いますが、多くの大学では体育が必修であったりします。大学の体育は設備がしっかりしているため中高では体験できないものがあります。例えば、ゴルフやテニスといったものです。僕はテニスを受けていました。
最後に、キャリア教育も充実しています。大学院や就職、企業、起業についてなどたくさん用意されています。将来の勉強として非常に役立ちます。
大体こんな感じですね。もっと具体的にどんなことを学んでいるかについては大学の「シラバス」を見ると良いです。多くの大学ではHP上のシラバスでどんな講義をやるかについて一般公開しています。それを見てみると大学でどんなことを学んでいるかをある程度知ることができると思います。
(ライター 電通大のマサハル)