新しいことへの挑戦

挑戦と不安

新しいことに挑戦するとき、人間の心の中には不安がある。新学期が始まる学生や設定した目標に向かって挑戦する人、どんな人にも当てはまるが、新しいことと不安は常に一緒にあるような感じだ。どうして不安は生まれるのか。将来自分が上手くやっていけるかなんて誰も分からない。失敗した自分が未来にいるかもしれないということをほんの少しでも考えてしまったら、不安は既にそこにあるのだ。

新しい何かに挑戦するとき、初めから最後まで不安を感じないでありのままの自分に自信をもつということは本当に難しいことだ。だが、せめて自分の物語の1ページ目となる新しいことをはじめるとき、どんな不安にも負けないような強い気持ちを持って始めてみることがすごく大切なように思う。


ここで、私が新しいことに挑戦したいと思う理由はこんなものだ。

  1. 新しい世界を知ることができて、人との出会いも得られる

  2. 自分と向き合うことで自分の弱さを知って強くなれる

  3. 終わってから大きな達成感とやりがいを感じられる

  4. 経験が増えていくにつれ自分をもっと好きになれる

  5. 結果がどんなものでも「あたって砕けろ」の精神でいたい

私は始めはなにも考えず挑戦できるタイプなのに、途中から自信がなくなってしまう。たとえば、直近で言えば大学受験だ。受験勉強が本格的に始まった高校3年の初めは、純粋な好奇心だけでどの教科も勉強していて、ただ真っすぐに「大学に行きたい!」とだけ考えていた。いざ2月になり受験が始まると、それまでのモチベーションなんてなくなり、不安と焦りでいっぱいでだった。


だからこそ、新たな挑戦に飛び込むときに何も気にせずに思いっきり飛び込むことはどんなことよりも大事だ。傍から見てチャレンジしているように見える人も、必ずしも自信があるわけではないのだ。自分に自信はなかったとしても、新しいチャレンジは始められる。むしろ、自信がないから挑戦するのだ。これが私がこの記事で一番言いたいことだ。


そして、案外ちょっとした小さなことでも新たな挑戦といえる。自分ではあまりチャレンジとは思わないことでも自分の成長につながる限り、挑戦である。重要なのは自分がそれらのことに対してどう思うかだ。きっと、挑戦するやり方だったり結果がかなり変わってくる。だから、新たなチャレンジに対してそこまで気負わずに、不安な気持ちなど忘れて思いっきり挑戦してみてはどうだろうか。


ライター ひまわり