ムサビとは
武蔵野美術大学(以降ムサビ)は東京都小平市にある私立の美術大学です。油絵学科、彫刻学科をはじめとするファインアート系の学科と視覚伝達デザイン学科、工芸工業デザイン学科をはじめとするデザイン系の学科があります。
私の所属はクリエイティブイノベーション学科(以降CI)という、2019年にできたデザイン系の新設学科です。CIの紹介はまた別の記事にしようと思っています。
↑ムサビの正門
ムサビの校内
ムサビの敷地内には美しくデザインされた校舎が立ち並んでいます。建築物という芸術を鑑賞する気持ちで散歩するとさまざまな発見があって楽しいです。
敷地内にあるのは学生が授業を受ける教室や制作をするアトリエのある建物だけではなく、美術館や美しくデザインされた図書館があります。
↑CI学科の使う15号館のアトリエ
図書館は外観からも分かるように、中のデザインもとてもおもしろいです。美術系の蔵書が多いのはもちろんですが、映像作品もたくさん保管されています。映画好きな私にとっては最高の場所です。
↑図書館外観
↑図書館の中
敷地の真ん中にある美術館は卒業制作展や助教の作品展をやっていたり、あるアーティストにスポットライトを当てた企画展などをやっています。身近にアートの刺激を受けられる場所があることはとても良いことだと思っています。
↑美術館外観
これは美大特有だと思いますが、敷地内には画材専門店の世界堂があります。そこで授業や制作に必要な材料を買います。世界堂があるおかげで私たちは作りたいと思った物をすぐに作ることができるのです。
↑世界堂入り口
ムサビ生の1日
学年にもよりますが、午前か午後のどちらか半日が制作系の授業の時間となっています。コロナ禍の去年一年間大学に全く通っていなかった学生が全国にいる中、ムサビ生は毎日学校に通っていました。
私(CI学科2年)の1日
8:50〜12:00 1・2限目
造形実習Ⅳ
CI学科2年生の午前は、必修である制作系の授業です。先生と相談しながら構想を練り、作品を作っていきます。
↑1年生の時制作した作品の一部
12:00〜13:20 お昼休み
学食で楽しく友達とお昼ごはん!ごはんの後は明日の制作のために足りない画材を世界堂に買いにいきました。
13:20〜14:50 3限目
フィールドリサーチ演習II
この授業はCI学科の必修授業です。1年生の時は統計的検定や分析などの量的研究について学び、小平市役所と連携して課題解決プロジェクトを行いました。2年生は質的研究について学んでいきます。
15:00〜16:30 4限目
教養科目デザイン史・デザイン論概説の授業。この授業はオンラインで行われます。私はアトリエに戻り午前の制作の続きをやりながら授業を聞いています。
ムサビに入ってみて
いつも驚きや発見がいっぱいでとても楽しい大学生活を送ることができています。大学の先生や友達も個性的で面白い人たちがたくさんいて、すごく良い刺激を受けています。また、やりたいことができる大学に行くことができて本当に幸せだなって思っています。毎日美術の授業って最高ですね!!
ところで、私の所属している「絵が描けなくても入れる美大の学科」クリエイティブイノベーション学科の紹介は、また別の記事で書こうと思います。お楽しみに!
(ライター:千)