今日も電気通信大学(以下、電通大)について紹介しようと思います。「電通大ってどんなところなのだろう?」とか気になるようであればぜひこの記事を読んでみてください!
今回は後編ですので以下の5パートのうち、3,4,5について記していこうと思います。
1.電通大について
2.電通大で学んでいること
3.電通大の楽しいところ・良いところ
4.電通大の楽しくないところ・大変なところ
5.まとめ
電通大の楽しいところ・良いところは次の4つだと考えています。
①情報、理工学の専門的スキルをまんべんなく学ぶことができる
電通大では講義をしっかり受けて課題やレポート、テストをクリアしないと単位はもらえません。逆に言えばその分しっかり勉強するので自ずと力はしっかりついてきます。私は自動車系の勉強がしたいと思って電通大に入りましたが、プログラミングなど必要ないと思っていたものも学ばなければなりません。食わず嫌いだったのですが、プログラミングをいざやってみると意外と面白く、勉強してよかったと感じています。その他、機械屋として必要な知識である製図やCAD、強度計算などなど将来役に立つ知識やスキルを網羅的に習得することができます。
②趣味の合う人が多い
工学系に多い傾向ですが、アニメ好きやゲーム好き、工作好きなどなどオタクっぽい趣味を持つ人が集まりやすい傾向です。ですから意外と気が合う人って多いのが特徴です。自分と同じ趣味を持つ人を見つけるのは結構簡単です。しかし、内気な人も多いので自然と気が合う人は見つけられるかもしれませんが、自分から積極的に攻めていくことが大事かもしれません。
③就職には強い
工学系やIT系の分野で電通大のOBやOGが活躍していて、企業からの評価は高くヘッドハンティングされやすいです。また、電通大に入ってくる学生の意識も高い傾向にあるためその中にいると自然と自分も意識が高くなります。
④アクセスが良い
電通大は調布駅が最寄りであり、新宿から最短で約15分で調布に着くためアクセスは大変良いです。そのため色んな所に行けるのがとても良いです。東京近郊に実家がある人は通いやすいですし、調布に住む一人暮らしの人は東京を満喫することができます。
電通大の楽しくないところ・大変なところは次の3つだと考えています。
① 課題やテストを乗り越えるのに苦労する
電通大は学業に対して大変シビアな大学です。1年から実験やレポート、課題が膨大でテストの成績が悪かったり、課題やレポートの評価が低かったりすると単位をもらうことはできません。毎年約3割の学生が留年すると言われていて、それだけストイックな学生生活を送ることになります。また、成績上位を目指すにもレベルの高い人達が集まるので良い評価をもらうためには死ぬ気で取り組むことが大事になります。逆に言えばそれだけ取り組むことになるから自然と力を身につけることはできます。
②希望の進路に進むためには常に成績を気にしなければならない
電通大では1年の前期終了時、2年の前期終了時、3年の後期時に類分け、プログラム分け、研究室配属があります。そこでは学業の成績で決まることが多いので成績が低ければ希望の進路に進むことができません。そのため、電通大に受かったからと言って気を抜かずに勉強する必要があります。希望の進路に進めず、落ちぶれた人はたくさんいるので注意が必要です。
③キャンパスライフというものはない
皆さんの思うキャンパスライフというのは自由な時間が人生で一番あって好きに使うことができることだと思います。しかし、電通大は課題やレポートが非常に多くストイックにこなさなければ卒業することができないので、なかなか他のことに時間を割くというのが難しいです。逆に真面目に勉強したいと思う人が集まるところなので遊びたいと考えて電通大に入ると痛い目に会います。私は電通大で部活をやっていましたが、時間をうまく使いこなすというのは結構難しかったです。
電通大は皆さんの思うキャンパスライフを楽しむとは違い、学びや研究を勤しむことに特化した大学です。意欲の高い人であれば電通大で学ぶことは非常に有意義な時間になるのではないかと思います。この記事を見て自分に合うかどうか是非参考にしてみてください!
(ライター 電通大のマサハル)